『幻想文学』21 号
在庫なし
1988.1.15 幻想文学会出版局 192ページ 本体価格980円
《特集◎ロシア東欧幻想文学必携》
【インタビュー】
日野啓三●北方の〈魔〉に魅せられて
後藤明生●ペテルブルグ幻想の系譜
水野忠夫●革命期の想像力
徳永康元●ハンガリー研究事始
栗本慎一郎●トランシルヴァニア=血の誘い
【エッセイ】
中井英夫●影の勝利――ソログープのこと
【評論】
川端香男里●都市幻想・フォークロア・神秘主義
亀山郁夫●終末の徴のもとに
大石雅彦●迷走都市・非在都市
風間賢二●不条理文学の奇才ダニール・ハルムス
直野敦●フォークロアの水脈
工藤幸雄●幻想を孕み、幻想を必要とする風土
千野栄一●風刺と幻想科学
岩崎悦子●牧歌的ファンタジーの系譜
【ブックガイド&資料】
ロシア東欧幻想文学基本図書130選(幻想文学会編)
沼野充義ロシア東欧幻想文学研究読書案内
ロシア東欧文学入門
《連載》
幻想ブックレビュー
幻想の画廊から
渋谷章●ハガード、ハガード!第20回
菊地秀行●シネマ幻想館第18回◇ドワイト・フライの憂愁・前篇
稲生平太郎●不思議な物語第12回◇マッケンの故地を訪ねて
読書メモ●関川左木夫◇『ランボー五つの星』/森真沙子◇この秋、雑誌ばかり読んでいた/堀切直人◇工夫に富める自伝的エッセイ
研究ノート●有田忠郎◇ケルト民話に学ぶもの
書評備忘録●倉阪鬼一郎◇豚以上、豚未満?!
新藤純子●シネマでファンタスティック!第1回◇和製ファンタジー映画に怒る
田中浩一●サイキック・ミュージック最前線第1回◇超少女性を歌う少女たち
加藤幹也●今宵ひらく言葉第1回◇女殺脂地獄
井辻朱美●ファンタジーの森から第1回◇場所をめぐる物語・前篇