アトリエOCTA

赤字をclickで 各項目を表示
【季刊・幻想文学】

【別冊幻想文学】

【他の雑誌・単行本】

『幻想文学』67 号

66号表紙
在庫なし

2003.7.7 アトリエOCTA 256ページ 1800円
ISBN4-900757-67-5 C0098 Y1800E
《特集◎東方幻想》
【小説】
山尾悠子●紫禁城の後宮で、ひとりの女が
西崎 憲●霧と煙
倉阪鬼一郎●聖者の眼
トマス・バーク●黄金の銅鑼(中野善夫訳)
【評論】
田中義廣●時の深さ――二人のシバの女王
喜多崎親●浮遊する――オリエントギュスターヴ・モローの《刺青のサロメ》をめぐって
大久保譲●Taste the East――『ヴァセック』と食の東方幻想
橋本順光●英国黄禍論小説の系譜――シールの『黄色い脅威』をめぐる十九世紀末から
芦川和也●東と西の和合を夢見て――キプリングとイン
中島晶也●モダンホラーと東洋嫌悪――ダン・シモンズ『カーリーの歌』管見
吉永進一●チベット行きのゆっくりした船――アメリカ秘教運動における「東洋」像
西原大輔●大正日本のアジア幻想
北原圭一●光の東方――イスラーム神秘思想における秘教的地理学
範國将秀●輪廻をめぐって――ベルトルッチとスコセッシ
【エッセイ】
浅暮三文●キャンディーとしての異国
林  巧●仄かなる紅燭のもとで
渡  電●枕草子と葉隠――映画の中の幻想ニッポン
【作品案内・東方の夢】
北原圭一●『千夜一夜物語』と西洋文化
石堂 藍●オリエンタリズム

《ハガード小特集》
渋谷 章●連載評伝最終回●ハガード、ハガード!
ヘンリー・ライダー・ハガード●『ソロモン王の洞窟』の真実(渋谷章訳)
【インタビュー】渋谷 章●ハガードの魅力

《連載》
【FONS FANTA】翻訳幻想譚集
シュトローブル●グロテスクとフモール(前川道介訳・鈴木康光監訳)
フレデリック・ブテ●神秘への興味(前川道介訳・西田稔監訳)
グスタフ・マイリンク●オパール(前川道介訳)
ウルムズ●奇妙なページ(住谷春也訳)
新刊展望
東雅夫●桜をかざして――『ブロッケン山の妖魔 久野豊彦傑作選』刊行に寄せて
稲生平太郎不●思議な物語43『逆廻り』
山下●武 ドッドペルゲンガー文学考31谷崎潤一郎

《随筆》
山田史生●夢の記憶