『幻想文学』64 号
在庫なし
2002.7.10 アトリエOCTA 208ページ 1500円
ISBN4-900757-64-0
《特集◎幻獣ファンタスティック~幻想動植物の世界》
【インタビュー】
ひかわ玲子●象徴としてのユニコーン
スギヤマ・カナヨ●幻想博物誌の楽しみ
【エッセイ&評論】
井辻朱美●骨のある獣たち~私的幻獣論
上橋菜穂子●胸の奥がざわめくような
須永朝彦●古き日本の精霊譚~蛇の花婿、狐の女房
北原圭一●天を舞う聖なる幻獣の記憶~ムハンマドの夜旅とブラークの伝承
小谷真理●幻獣変化~SF&ファンタジーのなかの幻獣たち
篠田知和基●フランスの幻獣~ケンタウロスとサチュロス
高岡麻衣●隠喩と化した怪物たち~ボルヘスの幻想動物学
高原英理●奇獣たちの静かないざない~澁澤龍彦と『高丘親王航海記』
中村融●SFにおける博物学的幻想
前川道介●アルラウネの話
【ヴィジュアル】
高山直之●幻獣たちの残響~幻獣の図像学
藪下明博●建築に棲む幻獣たち~象徴から妄想へ
【翻訳短篇】
フランク・オーウェン●さかさまの家(吉村満美子&中野善夫訳)
【ガイド】
高山敦子●幻獣食物散歩
石堂藍●幻想動植物の世界(幻獣入門/ユニコーン/人魚・ハルピュイア・見世物小屋/植物幻/幻想博物学)
《連載》
【FONS FANTA】翻訳幻想譚集
ハンス・ハインツ・エーヴェルス●トマト・ソース(前川道介訳) 新刊展望
須永朝彦インタビュー●読本は伝奇の淵源~『現代語訳江戸の伝奇小説』をめぐって
渋谷 章●連載評伝第63回 ハガード、ハガード!
山下 武●ドッペルゲンガー文学考第28回 渡辺啓助
《随筆》 横山茂雄●夢と光りもの