『幻想文学』27号
在庫なし
1989.9.15 幻想文学出版局 208ページ 1194円
《特集◎猟奇と哄笑――日本幻想文学誌4昭和篇》
【作品復刻】
正岡容●本朝蟇物語
坂ノ上言夫●拷問譜
【エッセイ】
竹中労●愛しの『ドグラ・マグラ』 竹中英太郎画
【インタビュー】
北村想●二十面相を〈探偵〉する!
【評論】
高橋康雄●エロ・グロ・ナンセンスと『新青年』
会津信吾●梅原北明とエログロ雑誌
須永朝彦●金と銀 或は潤一郎と春夫
大石雅彦●世界の未来派、日本の未来派
高橋世織●風穴としてのナンセンスとシュール
松田修●軽気球のごとく
堀切直人●ノンセンス小僧
長山靖生●小酒井不木と探偵王国
渡辺一考●芋蔓冗語――坂ノ上言夫について
【ブックガイド&資料】
エロ・グロ・ナンセンス必携(諸星翔編)
エログロナンセンス怪作13選(倉阪鬼一郎)
《連載》
幻想ブックレビュー
幻想の画廊から
渋谷章●ハガード、ハガード!第26回
菊地秀行●シネマ幻想館第24回◇「恐怖の足跡」の足跡
稲生平太郎●不思議な物語第18回◇帳の隙間
読書メモ●中村融◇ファンタジーにおけるキャラクター/江口之隆◇クロウリーの短編小説
研究ノート●篠田知和基◇幻想文学研究会の活動から
書評備忘録●森村進◇後記澁澤龍彦と幸田露伴
新藤純子●シネマでファンタスティック!第7回◇メアリ・シェリーの肖像
田中浩一●サイキック・ミュージック最前線第7回◇本来のメルヘンを追求する谷山浩子たち
加藤幹也●今宵ひらく言葉第7回◇ムントゥリャサ通りで
井辻朱美●ファンタジーの森から第7回◇甦生譚をめぐって・前篇
石堂藍●幻想の新地平第2回◇現実と幻想のあわいをゆく――幻想純文学1