『幻想文学』28 号
在庫なし
1990.1.20 幻想文学出版局 208ページ 1194円
《特集◎吸血鬼文学館》
【作品】
須永朝彦●小説ヴァン・ヘルシング
バイロン卿●断章(南條竹則訳)
ステンボック伯爵●夜ごとの調べ(加藤幹也&佐藤裕美子訳)
【対談】
菊地秀行&須永朝彦●吸血鬼一一この永遠なる憧憬
【エッセイ・評論】
前川道介●死者たちの血の渇き一一ドイツ吸血鬼文学誌
森茂大郎●メタファーとしての吸血鬼一一フランス吸血鬼文学誌
稲生平太郎●『ドラキュラ』とその周辺(不思議な物語第19回)
風間賢二●アメリカン・ヴァンパイア――モダン・ホラーの吸血鬼群像
大石雅彦●吸血鬼における神話作用一一スラヴ吸血鬼文学誌
谷川渥●「鬼」の変容一一日本吸血鬼文学誌
菊地秀行●夜の末裔たち一一吸血鬼映画ぎゃらりい(シネマ幻想館第25回)
倉阪鬼一郎●ドラキュラの末裔たち――『マーティン』と『処女の生血』
須永朝彦●ヴァンパイア・オンステージ――演劇・音楽・舞踊にみる吸血鬼
【ブックガイド&資料】
吸血鬼画廊
幻想さんと怪奇くん●吸血鬼漫画の華麗な世界
吸血鬼入門必携(諸星翔編)
世界吸血鬼名鑑(幻想文学編集部編)
《連載》
幻想ブックレビュー
幻想の画廊か
渋谷章●ハガード、ハガード!第27回
読書メモ●川崎賢子◇幻想文学は零度のエクリチュールの夢を見るか?
研究ノート●長山靖生◇科学・空想科学・SF
書評備忘録●高橋敏彦◇高橋和巳『邪宗門』
新藤純子●シネマでファンタスティック!第8回◇死体と遊ぶな大人たち
田中浩一●サイキック・ミュージック最前線第8回◇「日常」に宇宙を見る音楽
加藤幹也●今宵ひらく言葉第8回◇をぐり
井辻朱美●ファンタジーの森から第8回◇甦生譚をめぐって・後篇
石堂藍●幻想の新地平第3回◇小説の可能性、小説の未来――幻想純文学2