明石町便り

須永朝彦情報

■著作撰(書影集)
■入手可能著書一覧
■明石町便り更新12/12/12
■バックナンバー更新11/5/23

須永朝彦バックナンバー

1・日影丈吉
◆給仕少年の推奨献立
◆色のない絵具
◆さまよへる悪霊、或は屈託多き女
◆日影さんのこと

2・井上保&森茉莉
◆殉情は流るゝ清水のごとく
◆Anders als die Anderen
◆『マドモアゼル ルウルウ』奇談

3・泉鏡花
◆魔界の哀愁

4・堀口大學
◆堀口先生のこと

5・足穂&乱歩
◆天狗、少年ほか

6・郡司正勝
◆郡司先生の憂鬱ほか

7・菊地秀行&小泉喜美子
◆美貌の都・月影に咲く蘭の花

8・高柳重信&中村苑子
◆るんば・たんば・『水妖詞館』の頃

9・バレエ
◆アンドロギュヌスの魅惑

10・ディートリッヒ
◆蛾眉

11・内田百間
◆片づかない氣持がする

12・和歌・短歌
◆戀の歌とジェンダー

明石町便り

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明石町便り18・續
明石町便り18・續々
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明石町便り19・續
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《明石町便り・番外篇  2003/2/13》


【伝奇】唯今《江戸の伝奇小説》全六巻を刊行中ですが、当然と申しますか、着手前の思惑とは事変り、聊か遅延気味であります。今年は心を入れ替へて(国書刊行会の礒崎編集長曰く耳に胝[たこ]が出来てますよ!)、精進いたします。
 『王朝伝奇集』なる創作プランもあり、年に一作でも『幻想文学』に載せて頂いてゆるりと完成させようなどと呑気に構へてゐたのですが、『幻想文学』終刊とうかゞひ、愈々[いよいよ]以て実現が覚束なくなりました。
【泉鏡花】新書館から『鏡花曼陀羅』を刊行する予定ですが、三分の二まで片づいた所にて礑[はた]と停滞、はて如何[いかゞ]あひなりますでせうか。
【美少年】昨年上梓の『美少年日本史』の兄弟篇として『美少年西洋史』を準備中であります。これは、朝日カルチャーセンターの講義の録音(12時間分)が既にフロッピーに起されてをりますので、何とか手を加へる時間を捻出して刊行に漕ぎつけたく存じます。
 これとは別に、江戸時代の衆道小説の現代語訳アンソロジーも編んでみたいなどと、甚だ漠然と考へてをります。
【吸血鬼】旧作『就眠儀式』に新作数篇を補して文庫化(学研M文庫)するお話を頂いてをりますが、肝心の新作なるものが何ともはや……。例によって「マリア・テレジアの密使」とか「金髪の刺客」とか、題名と粗筋だけは出来てゐるのですけど。

【アトリエOCTA・川島より上記の一文について】
須永さんは『幻想文学』66号《私のキイワード》に御寄稿下さる予定だったのですが、多田智満子さんがお亡くなりになり、急遽、追悼文をお願いすることになりました。《キイワード》原稿については、「責め塞ぎまでに」と、この一文を頂戴しましたが、『幻想文学』への掲載は見送らせていただき、了解を得て、ここに掲載させていただくことにしました。『美少年西洋史』については私も初めて知りましたが、たいへんに楽しみです。